東京の友達が帰ってしまった。


ぼくとはいうと。

実際には東京に未練しかなくて。

戻りたくて。


東京でなにかすごいことしてたのかよーって聞かれても、

に普通に仕事して、前よりちょっと稼いでたりさ。お酒のんで朝帰りしたりさ。

まあ、別に今とおんなじっちゃおんなじで。


でもなんか今考えると、東京にいた時間はすごく非現実で。毎日が旅行だったみたいな。毎日がお泊まり会みたいなね。

どんどんそんな風に思い出というものに非現実がプラスされてく。


またいつか、チャンスがあるなら戻りたい。



ずっと憧れてた東京は、住んでみると別に普通に感じた自分は割と適応力あるんだなーなんて思いながら。


表参道は毎日きらきらして、欲しいもの以上のものがたくさんあって。でも職場ってカテゴライズされた途端に感情も別カテゴライズされてさ。

全部ないものねだりだ。


結婚も、セックスも、住む街も、ぼくは一体どこまで何を手に入れたら満足するんだろうね。


その時の感情に合わせて生きて、欲しいものばかり手にしてきたぼくが、手にしたものを諦めてなにかを始める自体無理だったのかもしれないな。


元はと言えば、

お洒落な音楽をイヤフォンで聴きながら

東京という光を感じに行っただけだったのにな。


しゃんはいがに食べたい〜

例えばこんなお洒落な音楽とか。